2006年02月18日

繁盛店の作り方 労務管理

友人が突然、会社から、暇になったので2週間休んでくれと言われました。
正社員候補で入社したのに、1年たってもパート扱いだったそうです。

彼は気が小さいので、クビを宣告されたものと思いこみ、私に相談しに来ました。

先方の人事担当者と電話で2日間話しましたが埒が明きません。
嘘はつくし、言ったことを言ってないと言うし。

労災には、加入していましたが、1年働いている正社員候補に雇用保険も
かけていませんでした。

これではどうしようもないと、労基署とハローワークに電話して
催告をしてもらいました。
労基署もハローワークの担当者も呆れていました。

私も呆れ果ててしまいましたが、腹が立ってしかたありません。

会社都合で休業させる際は、就業時の60%の手当てが支払われなければなりません。
短期と契約書にない場合は、パートでも雇用保険への加入義務があります。

そんなことも知らずに人事担当をしており、その手口で、繁忙期が過ぎると
今まで多くの人たちを自然退職に仕向けていたし、保険料を納めてなかったのです。

労基署とハローワークからの電話で、さすがにあせったらしく
いままで通り出勤してかまわないとか、2週間も休めなんて言ってないとか
まー、良くしゃあしゃあと。

結局、友人は2週間の休業手当を貰い、退職することになりました。

残念ですが、向こうの思惑通りです。
ただ、2週間分の60%の支払いは、想定外でしたでしょうが。


この会社、地元でも、世間でも有名な高級ケーキ店です。
すごい繁盛店です。お店もいつかあり、工場まで持っています。
実情のひどさに、私も驚きました。

社長と話したいと言っても、社長も人事担当と同じ態度でした。

こうして、毎年、何人も首を切り、正社員にもしないまま
当たり前の様に、過ごして来たのでしょう。

堂々と「短期」「パート」で募集すればいいのに
そうすると人が集まらないからですって。
さすがに、私も、法律知ってるのか!と一喝。


日本にチェーストア理論を確立させたのは、渥美俊一先生です。
渥美先生も、労務管理の出来ていない会社ではいけない。と
おっしゃっています。

マクドナルド、デニーズ、スカイラーク、ヨーカドー、サイゼリア
などなどなど。みんな渥美先生のペガサス会でチェーン理論を学び、今があります。


アパレルの会社を経営している義父は、若いころから家業ではなく
飲食店を開業したくて、個人でペガサス会に参加しておりました。

私も、若いころから渥美先生の本でずいぶんと勉強させて頂きましたし
今でも、愛読し、勉強させて頂いています。

そんな渥美先生の生の言葉や姿を聞けるので、義父と良く飲みに行きました。
今は、工場のある中国を本拠地にしているので、なかなか会えないのですが
渥美先生の話が出来ないのが残念です。


労務管理はすべてに優先します。
今はそんな時期ではないとか、あと何年したらとか
今、出来ないで、いつ、出来るのですか。
我々は法律を守り、法律に守られています。

労働者として、当然、労働者の権利は知っておく必要があります。
労働者は勤勉に勤め、会社に貢献する一方、
会社は、労働者を法律の下に守る義務があります。

特に飲食店、小売店、外食業界、スーパー業界では
それが、おざなりになっているようです。

利益には、不当な利益と正当な利益があります。

法律を遵守し、労働者を守った上で得た利益が正当な利益です。

労働者だけでなく、お客様にもこれは当てはまります。
お客様からも、正当な利益を頂かなければいけません。


あなたは、大丈夫ですか。
あなたの会社は、大丈夫ですか。

この機会に一度良く振り返ってみて頂けたら幸いです。

◆今日のポイント
 ・会社都合で休業させる際は、就業時の60%の手当てを支払う
 ・労務管理の出来ていない会社ではいけない
 ・労働者として当然、労働者の権利は知っておく必要がある
 ・利益には不当な利益と正当な利益がある



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posted by 吉井 健一 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 繁盛店の作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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